2020年05月03日
腹式呼吸信仰
GWに入り、急に夏のような日になりました。春があっという間に終わってしまったみたいで少し寂しく感じます。
ボイトレと言えば、思い浮かぶ言葉が
「腹式呼吸を使いなさい」
「お腹から声を出して!」
体験レッスンに来られる方も3人に1人くらいは、「腹式呼吸で声が出せるようになりたい」と相談されます。
では私が腹式呼吸を使っているか?ということですが、
「使っている時と使ってない時がある」
もっと言えば
「使っているか使っていないかは、あんまり意識していない」です。
良い声の必須条件のように唱えられている
「腹式呼吸」ですが、私はその説に疑問を感じています。
腹式呼吸ができたから良い声が出るようになったという人をあまり見たことがないからです。
それよりも喉の状態が良いバランスで整っていることの方が、ずっと重要な課題だと考えています。
逆に、喉の状態が良いバランスで、
そこに声を出すために適切な量の息をはこうとすると自然に下っ腹に力が入ります。
この時の状態は確かに腹式呼吸の状態かもしれません。
でも、これは喉のバランスが出来上がったからこそ意味のあることで、喉のバランスが出来上がっていないのに、同じような息をはいても、ほぼ意味がないと言ってよいと思います。
つまり、喉のバランスが整っている→腹式呼吸的な息のはき方の効力が発揮される
という順番だと思うのです。
今日オンラインの体験レッスンを受講された方は
いくつか他の教室の体験レッスンを受けてきたそうだったのですが、
「こんなに個人の声に向き合ってくれるところは無かった」とうれしいお言葉をいただきました。
他のボイトレでは、腹式呼吸→発声練習というレッスンの流れがどこも同じだったそうなんです。
「ボイトレのテンプレみたいなのがあると思ってました」と言われましたが、
そんなのはボイトレではない!と私は思います。
それに、この方の声を改善するために今必要なことは腹式呼吸ではないと判断しました。声を聞けばわかります。
声をきいて、何が必要かを判断することがボイストレーナーの1番大事な仕事だと思うのです。
基礎練としていつもやることや共通することもありますが、個人個人が抱える課題は違っているので、その人、一人一人の声に向き合うことが必要です。
みんなが同じテンプレのレッスンをすれば良ければ、YouTubeのボイトレ動画を見ればそれで事足りてしまいますよね?
でも、各々が抱えている問題はそんなに単純ではなく、色々な要因が重なって存在しています。なので、ボイトレ動画も効く人には効くけど、効かない人には全く効かない。逆に自分にあわない内容だと悪化することもあるのです。
今のあなたに何が必要で、どうしたら良いか。自分1人では判断がつきにくい部分を私がしっかり聴いて判断します。
ウイルスに負けない!
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HP https://www.yamymusicschool.com
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腹式呼吸ができたから良い声が出るようになったという人をあまり見たことがないからです。
それよりも喉の状態が良いバランスで整っていることの方が、ずっと重要な課題だと考えています。
逆に、喉の状態が良いバランスで、
そこに声を出すために適切な量の息をはこうとすると自然に下っ腹に力が入ります。
この時の状態は確かに腹式呼吸の状態かもしれません。
でも、これは喉のバランスが出来上がったからこそ意味のあることで、喉のバランスが出来上がっていないのに、同じような息をはいても、ほぼ意味がないと言ってよいと思います。
つまり、喉のバランスが整っている→腹式呼吸的な息のはき方の効力が発揮される
という順番だと思うのです。
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歌が上手くなりたい!と思ったら
ボイトレの先生選び
喉の調子が悪い時
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Posted by yamy at 20:04│Comments(0)
│ボイストレー二ング関係
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