歌の先生と一口に言っても、様々なタイプの先生がおり、それぞれの先生に得意なジャンルがあります。
「自分が歌いたい歌の分野が得意な先生」を選ぶことが、まず第一に上達への近道になります。
クラシックの声楽(オペラのような歌)を学びたい人は音大の声楽科卒業などのクラシックを専門に学んできた先生
ジャズのボーカルはジャズボーカルの先生、
ゴスペルをやりたい人はゴスペルを学んできた先生が一番希望にそったレッスンを受けられでしょう。
じゃあ、Jpopは?popsという音楽はジャンルがあって無いような音楽で、
ジャズみたいな歌い方をしたり、ゴスペルのような歌い方をしたり、ロックな物もあれば、
時にはクラシックっぽく、民謡のような歌い方をする時もあります。
つまり
ごちゃ混ぜなのです。
なので、カラオケを上手になりたくて習った先生がオペラ専門の先生だった時、
良い声ではあるんだけど、なんだかこういう感じで歌いたいんじゃないんだけどな。。と感じたり
洋楽が得意な先生だと、日本語の歌を歌いたいのに英語の歌ばかり課題になる。ということもあるようです。
(英語が上手に歌えると歌が上手くなったように感じるのですが、
実は日本語の歌とは技術が違うので、日本語の歌になるとアレ・・・?となることがあります。)
Jpopの世界では、クラシックの声楽では絶対NO!と言われているような発声法も必要だったり、
洋楽の歌とは違う日本語が活きる発音法があります。
その先生がこのようなジャンルレスの知識と技術が必要なことをちゃんと理解している人なのか。
ここがとても重要なのです。
先生がわかってないと教えられませんものね^^;
歌の世界というのはそのジャンルの専門になればなるほど意外と高い垣根がそびえたっておりまして、
専門外のジャンルへ否定的な意見を言う先生も見受けられます。
けれど、歌を歌う上での1番の目標は
良い歌を歌う!ということです。
良い歌を歌うためには、これはダメあれはダメということはなく、ジャンルにとらわれない幅広い表現方法の中から
その時必要なことを選んで、自分なりの声で歌えるということだと思っています。
私はこういった力を身につけてもらいたいと、日々レッスンしているのです。
歌の世界は奥が深くてとても面白いですよ^^
yamy's vocal&music lesson↓
https://www.yamymusicschool.com